赤鯱新報

【赤鯱短信】ゴールへの最短距離を駆ける韋駄天。永井謙佑の決意は飛び込んでいく勇気に変わって。

キャリアを積めば積むほど、背負えるものは増えていく。名古屋で言えば、永井謙佑がやらなければならないこと、負わなければいけない責任は単なる“主力”という言葉では収まりきらない大きさにまで膨れ上がっていると言えるだろう。フィールド最年長にしてムードメーカー、得点源のひとりとしての期待をされながら、守備の要のひとつでもある。ボールがオンの時もオフの時も常に意味のある動きでチームを支え、仲間を鼓舞して先頭を走る。それは実のところ以前からずっとそうだったのだが、一度離れてみて、そして再び味方になってみてしみじみと感じる昨季から2023年の名古屋の戦いでもあった。

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