赤鯱新報

【浦和vs名古屋】プレビュー:上位陣からさらなる上を目指す連戦の始まり。謙虚に貪欲に、油断なき闘いの先に道は拓ける。

■明治安田生命J1リーグ 第10節
4月28日(日)浦和vs名古屋(15:00KICK OFF/埼玉)
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謙虚に、真摯に、とはよく言うが、今の名古屋にとってはその想いは骨身にしみて、執念の源となって彼らを支えているようである。4節からの6試合を5勝1分は誰が見てもチーム状態は良く、勝ち方も勝負強さを感じさせるものばかり。勝って反省のローテーションと“悪いなりにも勝てている”という強者のムーブにはいわゆる勢いがあり、チームを取り巻く環境すべてがポジティブでいて当然だ。だが、百戦錬磨の指揮官はどこか戒めるように、あるいは無得点での開幕3連敗という珍事が相当に苦い薬となったのか、この無敗ロードを「薄氷の思いで」と振り返った。楽観視はせず、ただ粛々と結果と内容の追求を続けていく。改めての決意表明は次なる戦い、そして始まる苛烈な連戦のスケジュールに対する、警戒心の表れにも見えた。

浦和との戦いは今季二度目となる。

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