大西利都「自分にはその1点を取るチャンスが絶対に来ると思っていた」【名古屋U-18vs神戸U-18】試合後の選手コメント

2024年05月05日 19時56分　
カテゴリ： 若鯱通信 • ★無料記事
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■高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST 第5節
2024年5月5日　11:00 KickOff　豊田市運動公園陸上競技場
名古屋グランパスU-18 4-1 ヴィッセル神戸U-18
得点者：4’山田海斗（神戸）14’八色真人（名古屋）45+1’西森脩斗（名古屋）65’大西利都（名古屋）83’杉浦駿吾（名古屋）
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〇大西利都選手

Q:ナイスゴールでした。角度はあまりありませんでしたが、よく決めましたね。

「あれはもう、前日の練習をモトさん(山口素弘GM)が見に来ていて、その練習中にあの角度と全く同じシーンが来て、僕はパスを選んじゃったんです。そこでモトさんに『お前はストライカーなんだから、あそこはニア上かファーにズドンのどっちか行くしかない』って。その言葉を信じて打ちました(笑)」

Q:教えをさっそく実践したんですね(笑)。感触は最高でしたか。

「いやもう最高でした(笑)」

Q:チームがいい形で加点していく中で、あの3点目を取れたことには大きな価値があると思います。

「そうです。チームとしても次の1点が大事というのはハーフタイムの中でも理解していて、自分にはその1点を取るチャンスが絶対に来ると思っていたので。そのひとつのチャンスを決めるって意識してやっていました」

Q:ただ、試合の立ち上がりは先制され、なかなか自分にもボールが来ない展開も多かったです。

「ですね、僕は守備では相手の6番のアンカーを消すというのが役目で、そこは徹底してたんですけど、やっぱりそういうチーム展開の中でも、自分の個で打開する力だったりはまだまだ全然足りないなと思います。そこをもっと伸ばしていかなきゃいけないなっていう課題が見つかってよかったです」

Q:しかし時間が経過するにつれ、大西選手はどんどん走れるようになっていくように思えました。序盤はむしろ身体が重そうだなと見えたぐらいに(笑)。

「いやあ(笑)、なんかそうっすね。試合の序盤で失点して、自分の中で正直いうと、『ボールが来ないから今日は自分の日じゃないのかな』って思ってたりしたんで。前半は守備に回る時間が多いなと思ってたので、そこは徹底してやってたんですけど」

Q:後半には攻撃で良い展開が増えたのは、チームの変化や相手の変化、どういうことを感じながら仕掛けていたのですか。

「ハーフタイムの時点で自分たちが勝っている状況では、相手が攻めてくるというのはわかっていた中で、その裏を突くじゃないですけど、カウンターだというところは自分たちも共有できていたので。そこがつながったかなと思います」

Q:先制される試合が多いはなかなかに課題ですが、FWとして先制点を取るという部分はどう考えてやっていきたいですか。

「先制点を取られるというのは課題で、でも自分たちの中では先制点取られたとしても取り返せる力はあるということもみんながわかっているので。 その中で自分はまだ先制点が取れていないんで、自分が1発目でしっかりゴール決めて流れに乗れるようにしていきたいなと思います」

reported by 今井雄一朗