赤鯱新報

【第47回日本クラブユース選手権(U-18)開幕応援企画:名古屋U-18選手&監督6日間連続インタビュー!】第1回:長田涼平「自分には最初で最後のクラブユース。絶対に優勝したい」

今年も暑い、そして熱い戦いが間もなく開幕する。真夏の風物詩ともなりつつある日本クラブユース選手権の本大会、全国大会が7月23日にスタート。名古屋U-18は横浜FM、熊本、そして千葉とのグループステージE組で相まみえ、11日後の8月2日の決勝を目指す。今回は大会へのカウントダウンとして6日間連続でU-18の選手と古賀聡監督に聞いた大会への意気込みをお届け。若鯱たちの熱い想いを聞いて、開幕へのボルテージをぜひ上げていってほしい。

長田涼平
第1回:長田涼平
「自分には最初で最後のクラブユース。絶対に優勝したい」

Q:大会に間に合ってよかったです(笑)。
「昨日(7/14)復帰しました。ギリギリでした(笑)。間に合って良かったです」

Q:ただ、コンディションとしてはまだ完璧ではないということでもありますか。
「でも、今日(15日の練習試合)やってみた感じでは、そんなに体力が落ちている感じもなかったので。あとは2週間試合をやってなかったので、試合勘を取り戻すのには…今日やってみた感じではやっぱり前よりは、試合勘はなくなっていました。でも、 徐々に徐々にです。まだもう1週間練習があるので、そこで少しずつ、試合勘を取り戻していければいいかなと思います」

Q:今日、ちょうどよくというか暑かったですし、クラブユース選手権本番に向けても予行演習になったかもしれません。
「総力戦になると思いますし、クラブユースに関しては予選は70分、35分ハーフですけど、その中で全員が最初から全力で挑めば、70分もつとは思ってないので。そこで交代で入ってくる選手だったりが、同じ熱量だったり、それ以上の熱量を持って、高い強度のプレーを出してくれることが、一番勝利に近づくことかなと思います」

Q:3年生の大会は全て特別なものがあると思いますが、その最初に狙うタイトルになります。今週末から始まる戦いをどう考えていますか。
「僕は3年生で最後の年ということもありますし、自分去年もこの大会に出られなかったので。今年の大会はもう最初で最後のクラブユースです。だから絶対に優勝したいっていう気持ちもありますし、後輩にも実績だったり、そういうものを残したいっていう思いがあるので。まずは予選から突破できるように、全員で力を合わせてやっていきたいと思います」

Q:今季のチームはプレミアリーグでも好調ですし、苦しんだ時期もありましたが、上位につけています。今のチームの実力や良さ、成長してきた部分をどう感じますか。
「やっぱり今年は1年生の多くの選手が活躍しているっていうのが、一番かなと思っていて。そうやって1年生に刺激されて、2年生、3年生も『やろう』っていう思いが出てきていると思います。そういう下からの突き上げがあることによって、チーム全体としての総力も上がっているので。それは誰が抜けても代わりに入ってくる、代わりというか、そういう時に入ってくる選手が、抜けた選手とは違う良さを出すことで、戦力になっています。そこが一番の好調のポイントだと思いますね」

Q:自分を含めた、DFラインの動きであるとか、守りの堅さはどうですか。
「DFラインはプレミアリーグの最初に比べれば、失点数も減ってきています。全員でコミュニケーションを取りながら、うまくできてると思います」

Q:その中で長田選手はボールを持ち上がるプレーであるとか、縦パスを差し込むとか、攻撃の部分でも貢献できることがあると思います。そういった部分をこの大会では、どう表現したいと思いますか。
「やっぱりチャンスがあれば自分も攻撃参加したいと思っていますし、同時に味方が攻撃参加しやすいような、自分の守備だったりを考えています。日頃から自分が1人でも局面を守れるっていうことは味方にも言っているので、自分がボールを運ぶことはもちろんですけど、味方にスムーズに運ばせるってことも、これからやっていきたいと思います」

Q:大会の序盤、まずはグループリーグの戦いをどう考えていますか。
「クラブユース、全国大会では弱いチームなんて1チームもないし、最大で7試合ありますけど、まず予選の中で自分たちが圧倒して勝ちたいなっていう想いがあって。1日目と2日目は連戦ですけど、そこでいかに自分たちが強度を出せるかっていうのが鍵になってくるかなって思うので。1日目の疲れを2日目に残さないことはもちろんですけど、ベンチメンバーも含めて全員で高い強度を出して勝っていきたいと思います」

reported by 今井雄一朗

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