赤鯱新報

【赤鯱短信】終わりではなく、始まり。ラストスパートへと向かうチームに勇気と希望を。

事実上、今季最後のタイトル獲得のチャンスであったルヴァンカップ敗退が決まり、名古屋はチームとしてひとつの岐路に立たされているといっていい。長谷川健太監督の来季契約更新が決まっていることもあり、言ってしまえば残る5試合は“何をしてもいい”部分があるからだ。もちろん、できる限りの上位を目指し、AFCチャンピオンズリーグ出場権を狙うのは目標としてはマストだが、6位の位置から追う状況は他力本願の面もやはり大きい。ならばと来季への先行投資に全振りというのも考え方としてはありで、しかしそれでも上位を争ってシーズンを終えることの重要性、価値を捨て置くわけにもいかない。必然、ここからの戦いは回り回って“内容と結果の両立”という難題に立ち向かうことになり、だからこそ自分たちの戦いの軸をどこに据えるかをはっきりさせる必要がある。

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