赤鯱新報

【名古屋vs福岡】レビュー:“前進”だけでは越えられなかった準決勝突破の壁。残るシーズンに、彼らの進化と真価が問われていく。

■YBCルヴァンカップ 準決勝 第2戦
10月15日(日)名古屋 0-1 福岡(15:03KICK OFF/豊田ス/24,876人)
得点者:5’ウェリントン(福岡)
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着実に進歩は見せたが、それだけでは勝利に届かなかった。何もかもが悪くて負ける試合もあれば、わずかな甘さや違い、差が敗因になる試合もある。全体として攻めの印象が強い今回の試合は明らかな後者であるものの、カップ戦の準決勝という舞台ではそれは結果につながらない。2点差以上の勝利が必要で、少なくとも勝利を収めて延長戦に持ち込みたかったトーナメントの戦いにおいては、手応えよりも無念さが先を行く。選手たちは気丈に前を向くが、タイトルのチャンスを失った感情はやはり「悔しい」の一言だ。

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