【名古屋を見つめる冷静な視点:増川新報】第12回・その2:誤算と収穫。2022年のまとめ。
ローマとのドリームマッチも終わり、いよいよ本格的なオフに突入した名古屋ですが、山あり谷ありのシーズンの振り返りを忘れてはいけません。この連載のために1年を通じて古巣を見つめてくれた増川さんの感想はちょっと辛口なところもあり、とても興味深い意見も多くありました。世間はワールドカップ一色で、実のところ我々も話している時にはワールドカップ気分が多分に入っていたのですが、そこはしっかり切り替えて、ベーシックモードの「増川新報」、今季最終版をお届けします。ワールドカップVer.はまた後程ということで…。
増川新報第12回・その2
誤算と収穫。2022年のまとめ。
Q:改めてシーズンを考えれば、あまりうまくいかなかったシーズンであることは間違いありません。こうして1年を通して見た中では、どんなことを思いますか。
「順位も順位だしね。収まったね、エイトに。最後の2試合でそこまで来たという。確かに序盤のことを思うと、途中までは残留争いに入るんじゃないか、というところまでは行きかけてたから、それを考えると最後しっかり収まったなと。底力を出したのかなっていう話にもなるかもしれないけど…。でも、目指しているところと、クラブの規模を考えると、そこじゃないからねっていうところははっきり言えるかな。お金もかかってるチームだし、いい選手もたくさんいる。であれば、このクラブはここで良いの? となる」
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