八色真人「公式戦の初戦、プレミアリーグの初戦の難しさを改めて感じた試合でした」

2024年04月09日 12時00分　
カテゴリ： ★無料記事 • 若鯱通信
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■高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST 第1節
2024年4月7日　11:00 KickOff　トヨタスポーツセンター第２グラウンド（天然芝）
名古屋グランパスU18 3-1 ファジアーノ岡山U-18
得点者：49’末宗寛士郎（岡山）73’野中祐吾（名古屋）86’野中祐吾（名古屋）90+5’鶴田周（名古屋）
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〇八色真人選手

Q:まずは初戦を勝利できたことが大きいと思いますが、苦しい展開も多かったとも思います。

「いや正直、簡単に言うとプレシーズンの自分たちのプレーが公式戦では出せなかったので、公式戦の初戦、プレミアリーグの初戦の難しさを改めて感じた試合でした」

Q:八色選手の選択肢もセーフティーに見えて、前がうまく見れていない気もしていました。自分の視界、プレーの感覚や選択はどうでしたか。

「今日はとりあえず初戦でみんな緊張している中だったんで、みんなが自分、自分ってなっているところを、自分は1回落ち着かせて、っていう狙いで簡単に、簡単にはたいてパス入れればいいかなっていう、そんな感じでした」

Q:ロングフィードの展開も多く、もちろん狙いとしてあった中でセカンドボールがうまく拾えないのでなかなか次が続かないところもありました。前半の攻撃の展開はどう考えていましたか。

「いや、攻撃でもけっこう簡単なミスが多かったので、チームとして全体的に。それをなくせばもっと良いチャンスが作れたと思うんですけど。簡単なところで失うとやっぱりああいう展開になっちゃって、苦しくなることがあると思うので。その細かいところでの止める蹴るだったり、合わせるところをまた来週からやっていきたいと思います」

Q:前半の途中から八色選手や野村勇仁選手がボールを触る数が増えて、そこでボールが落ち着く、テンポ作れるような感じになってからは、悪くない攻めができたと思います。それも意識してやっていたことでしたか。

「はい。試合は自分が作るっていうのを意識してやっていて、前半の最後はそれがちょっとうまくはまったのかなと思います」

Q:後半にセットプレーで逆転しましたが、それまでの流れ自体も悪くなく、やり合った試合の中でのことでした。後半の入り方や考え方はどうでしたか。

「もう後半は自分が散らしてゲームを作ってっていうのを自分は考えていて。チームもセットプレーから今年は5点以上っていう目標を掲げていたので。しかも自分はキッカーなので、そういうセットプレーでも自分のキックで流れを変えるっていうのは意識していたので。1点目は自分のコーナーキックから取れたので、良かったと思います」

Q:後半は途中からシャドーにポジションが上がりました。今年はそういう使われ方もされていくと思いますが、ボランチとシャドーで切り替える部分はどんなところがありますか。

「ボランチの時はけっこう、安パイにボールをつなぐことを意識していたんですけど、シャドーに入ってからはもうポケットに入っていったり、前の選手と出して入って、出して入って、っていう関係でゴールまで行くことを意識してプレーしていました」

Q:今日は勝てたことでうまくいかなかった部分も全て良い修正に持っていけるとことがあると思います。差し当たって次の試合で今日の反省を活かしたい部分はどういうところになりますか。

「やっぱり入りですね。立ち上がりの入り方で、特に今日は後半なんですけど、うまく意識が合わなくて。最初ははっきりするところだったりとかがチームで意識をすり合わせてやれなかったので。そういう細かいところですけど、チーム全体で共有するところだったり、さっきも言ったような細かい部分での止める蹴るだったり、合わせる部分、ゴール前の質を上げていけば、セットプレーだけじゃなくて、流れの中でももっと点が取れると思うので。そういうところを来週、みんなで、120パーセントの力でトレーニングをしていきたいと思いました」

Q:強度を出すところ、どうやってボールを前に運ぶかという部分もこれからもっともっと考えることになると思います。自分が意識するところはどんな部分になりますか。

「自分は受ける選手の特徴に合わせたキックの種類だったり、パスの強さだったりを変えるというのを意識してって感じですね」

Q:今日は本当に良い勝ち方で、次につながる勝利でした。勢いもついた感じがしますか。

「苦しみながら逆転できたっていう自信はありますし、ポジティブにとらえれば、そういう“逆転できた”っていう考えもできるんですけど。やっぱりもっと強くなるためには細かい部分を、さっき言った細かい部分や、チームで共有する部分がまだ、すり合わせきれてなかったので。そういうところをもう次の試合から合わせていきたいなと思います。次はアウェイで大津戦ですけど、アウェイだからなんて関係ないし、自分たちのやりたいサッカーを体現できたらなと思ってます」

reported by 今井雄一朗