【赤鯱短信】吉田温紀の“七転八起”。成長と飛躍の連戦がいよいよ幕を開ける。
また少し、プロの佇まいになってきた気がした。雨もパラつく24日の練習後、クラブハウスに引き上げるそのギリギリのところで声を掛け、仕方ないな、といった表情でこちらにやってきた吉田温紀の顔に、公式戦に出ているからこそ刻まれる厳しさのようなものがうかがえたからだ。折しも、つい3日前のC大阪戦では指揮官が「テンパってました」と前半27分での交代を決断し、チームはそのバタつきも何のその、首位を相手に勝利を収めている。悔しい気持ちはあって当然で、しかし吉田の心は落ち着いていた。自分でも、そう思えたからだった。
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