【赤鯱短信】日々是研鑽。行德瑛の静かなる闘争心、たぎる野心。
距離感としてはバイタルエリアからハーフラインよりやや手前の位置に、3つのミニゴールが置いてある。左から順番に、タッチライン際、外から一つ入ったレーン、そして中央寄りのレーン。コーチから強めに送られるパスを左足でトラップし、そのまま左足の外にボールを置く。右足の軸足を置き換え、3つのうちどこかにパスを打ち込む。そこそこの距離があるだけになかなかすべてをというわけにもいかず、転々とその向こうに行ってしまうボールを何度も拾いに行き、また同じことを繰り返す。4日に行われた清水との練習試合の試合後、ユニフォームのままで行德瑛はこの特訓に励んでいた。
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