【赤鯱短信】総合力の中に光る確かな個性。内田宅哉のプレーに漂う、選手としての懐の深さ。
“能ある鷹は爪を隠す“というよりは、イメージとしてはただ淡々とその牙を磨き、備えているという感じか。今季の開幕を目前にして、なお再燃している左のウイングバックの定位置争いの中で、今のところ最も安定感を見せているのは内田宅哉であることに疑いの余地はない。豊田晃大が「象徴的なオールラウンダー」と上手い表現をしてくれた万能型MFは、昨季最終戦のローマ戦で務めた左ウイングバックをメインの仕事場として研鑽を積み、試行錯誤の中で日々を過ごしている。
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