赤鯱新報

【赤鯱短信】過多を避け、最大のトルクを求めて滑らかに回転せよ。野上結貴の右サイド構築論。


左サイドが個で押すなら、右は技巧と連係である。今季を通してその傾向は強まり続けてきた中で、夏以降の名古屋の右サイドの“回転率”は高まり続けている。リーグ戦も残り数試合となり、スタートとバックアップのメンバーはほぼ決まってくるのは当然の流れの中、右ウイングバックに固定されつつあるのが野上結貴というのも興味深い。彼が右サイドで渦を巻くような連係の中心地にいる、キーマンであることも。

野上は右の連係を“前線基地”のように捉えている。

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