赤鯱新報

【神戸vs名古屋】プレビュー:散在するチームの可能性と、監督の意図。リーグカップ初戦に名古屋は、何を求めるか。

■YBCルヴァンカップ グループステージ 第1節
3月8日(水)神戸vs名古屋(19:00KICK OFF/ノエスタ)
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ターンオーバーか否か、と二元論では考えきれない一戦である。確かに戦いを前にして、長谷川健太監督は「現実的なメンバーを」と明言はした。だが、情報戦もかまびすしい昨今、何かをはっきり話すことは逆に多くの憶測を誘い、だまし合いがそこから始まる。観ている側からすればそれは楽しい想像にもつながっていくわけだが、現場はもっとシリアスである。選手ひとりの入れ替えが、連なってさらに数名のメンバーのコンディショニングや起用法に影響していく。ルヴァンカップや天皇杯との複数大会掛け持ちには、改めてチームのマネジメント力が求められ、問われるものだと実感する。

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