赤鯱新報

【G大阪vs名古屋】レビュー:1-3の敗戦にもポジティブな手応えを感じる内容。選手はみな明るい表情で次なるステップに足をかけた。

■Panasonic Cup
2月14日(日)G大阪 3-1 名古屋(14:30KICK OFF/吹田S/35,271人)
得点者:26’オウンゴール(G大阪)36’今野泰幸(G大阪)47’矢田旭(名古屋)66’丹羽大輝(G大阪)
公式記録(名古屋公式)
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率直に言って、驚いた。湘南に1-2、鳥栖に0-2で敗れ、その勝敗以上に組織の未完成ぶりを露呈していたチームがG大阪という強豪を相手に特に後半、見違えるような姿を見せてくれたからだ。

「今のチーム状態でやれることをやるだけ」。そう語っていた小倉隆史GM兼監督が選んだスターティングメンバーは、今季のベーシックとされる4-2-3-1に合わせた11人となった。最前線にはシモビッチ、2列目に小川佳純、永井謙佑、矢田旭の3名が並び、3列目には新キャプテンの田口泰士とイ スンヒのコンビ。最終ラインはオーマンが体調不良で欠場したことから竹内彬と大武峻のセンターに、右は古林将太、左は安田理大の新加入サイドバックが選ばれた。GKは体調が万全でない楢崎正剛が出場を回避し、武田洋平も遠征に帯同せず。荻晃太との二択で西村弘司がスタメンを勝ち取った。キャンプを通してもセービングの安定感は見せていた西村だけに、これは順当な選択とも言えた。

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