開幕迫るプレミアリーグに向け、名古屋ユースも着々と準備を進める。練習試合写真レポート。
いよいよプレミアリーグWEST、プリンスリーグ東海の日程も発表になり、2024年の名古屋U-18の活動も本格化してきた。昨日17日には名古屋産業大学との練習試合が45分3本で行われ、主力メンバーたちが90分をプレー。試合は1本目に西森悠斗、大西利都、西森脩斗が得点し、西森脩は2本目にもゴール。3本目にも大見咲新が強烈なボレーで加点し、3本合計5－3で勝利した。大学生を相手に得点もさることながら、3本目までは1失点という守りの粘り強さも目立ったチームはまずまずの仕上がりで準備を進めている印象。今回はその練習試合の模様を、写真で振り返る。
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- 3月17日に行われた名古屋産業大学との練習試合の模様をお届けする。この日は45分3本の設定で、主力の大部分が90分を経験する機会でもあった。
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- 開始早々のチャンスを逃して苦笑いの野中祐吾。今季はウイングバックでの起用が主となりそうで、自慢のスピードと突破力で伸び伸びとプレーしている。
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- プレーが途切れるとすぐさま修正をかける森壮一朗。新2年生ながらガンガン声をかけ、チームを牽引する気持ちを出して行く。
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- この日のボランチコンビは松嶋好誠と八色真人。ともにテクニックに優れ、松嶋はディフェンスの強度、八色はチームに時間と創造性を与えるスペシャリティを持つ。
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- 相手のカウンターに対応する青木正宗。今季はキャプテンとしても後方からチームを支える。
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- 先日、トップチームへの2種登録が発表になった西森悠斗。機動力があり、攻撃の中継点としてチームを押し上げていく。
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- DFラインに指示を出しつつ、守備のポジショニングをとる八色真人。昨季はサイドのアタッカーだったが、今季は中央でたくさんボールを触りつつ、試合をつくる役割を担う。
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- 池間叶のクロスをファーサイドで詰めて得点したのは西森脩斗。悠斗がよりMF的な選手なのに対し、脩斗はゴリゴリのストライカータイプだ。
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- サイドチェンジをしっかり収める野中祐吾。ドリブル突破の切れ味は鋭く、対面の大学生を難なくかわして前に出た。
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- 今季は3バックの重要な一枚となりそうな神戸間那。巧みなポジショニングとパス出しの軽快さでチームにリズムを生む。
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- 不動の左ウイングバック池間叶。ゲームメイク力もそうだが、ワンタッチパスの判断の良さ、鋭さがチームを加速していく。
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- 名産大はGKがかなりアグレッシブなプレーをするチームだった。そこに目を付けチェイシングに行く、1トップの大西利都。
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- 勢いに乗って前へ前へとボールにプレッシャーを掛けに行き、最後はGKのキックにまで飛び込んでいった森壮一朗。
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- 細かなボールタッチを活かして相手を引き付け、味方に余裕をつくる八色真人。サイドよりも中央の方がやりやすそうにしている。
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- 後方からボールを引き取り前へパスをつけていく西森悠斗。
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- 西森脩斗の表情にはいつでも執念を感じて頼もしい。
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- 以前、1トップとしてボールを収める部分に課題を語っていた大西利都。大学生の厳しい当たりにも耐えて突破を図る。
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- 二人目が来ても強引に前に出た大西利都を、DFたちはファウルで止めるしかできなかった。
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- 大西利都がもらったファウルで良い位置のフリーキックが手に入る。キッカーはジャンケン。森壮一朗は負けたらしい。
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- 2本目からは半分ほどのメンバーが入れ替えられた。ボランチには鶴田周が入る。
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- 2本目は3バックの左に入った池間叶。1列下がるとより組み立てと差し込むパスが増える。降りてきた八色真人とそのマークのその奥に走り込んだ選手にパスを刺す。
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- この日90分プレーしたGKは濱崎史揮。ダイナミックに前へ出て行くプレーで何度も決定機を弾いてみせた。
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- 1本目で上がってクールダウンしていた森壮一朗は、副審を代わってあげていた。途中、タッチラインぎりぎりの際どい場面で相手に「え？」という顔をされ、「触ってた？」と聞き返す天然判定も繰り出した。
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- 360度の視界でも自由自在にプレーしていた八色真人。もっとボールが集まるようになると、全体の速さも上がっていきそうだ。
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- 単なる個人的感想だが、練習試合ユニフォームが11番のセンターバックは何だかかっこいい。
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- 2本目はシャドーから1トップに上がってプレーした西森脩斗。上背はないが献身的に相手を背負い、起点になろうと努力していた。
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- パスを要求し、大きな声を上げる鶴田周。プレスバックのスプリントも全力で、ハードワークへの耐性も見せた。
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- フィールドプレーヤーの中では最長身の小室秀太。彼の高さは公式戦をたたかう上では重要になってくる。
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- U-15の頃はパサーのイメージも強かった鶴田周だが、持ち上がる迫力もこのところはかなり上がってきた。
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- 青木正宗が狙いすましてパスをさばいていく。メリハリのあるプレーは3バックのアグレッシブさとマッチする。
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- 身体をねじ込むようにしてボールを奪いに行き、倒れてもまだ粘り続けた松嶋好誠。その迫力は公式戦さながら。
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- 今季は右ウイングバックとしてプレーする伊澤翔登。サイドバックの時から攻め上がりに積極的な選手だっただけに、より攻撃性の強いプレーが今季は期待できそうだ。
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- ゴール前混戦の中からのクリアに先頭をきって走っていったのは八色真人。こうした細かい意識づけがチャンスをものにすることになる。
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- 狭い局面でもクリアにせず、鋭く前線につけていった伊澤翔登。キックの速さはクロスでも活きる。
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- ボールを持って一気に攻め上がっていく中原蒼空。彼のドリブル、推進力も3-4-3の中ではいろいろなところで活かせそうだ。
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- 縦パスをうまくさばいてDFと入れ替わった西森脩斗はゴールへ一直線。
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- キーパーとの1対1は惜しくも足に当てられたが、1トップとしての駆け引きにも面白さを見せた。
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- 相手のGKが高い位置をとることを見越して、いきなりロングシュートを打っていった八色真人。ここは枠にはいかず。
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- ウイングのような高さでフィードを受ける伊澤翔登。そのまま強烈なシュートにまで行ったが枠の外。
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- 伊澤翔登を走らせる八色真人のパス。2本目はシャドーの位置からよりフィニッシュにつながるプレーで貢献した。
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- 右からの攻撃が増えた2本目はゴール前に詰める回数も増えた野中祐吾。伊澤翔登のクロスをファーでボレーに持ち込む。
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- 3本目は2本目からさらに半分ほどを入れ替えて戦った。1トップには大見咲新、シャドーには石田翔琉らの顔が。
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- GKは萩裕陽が入った。187cmの体格を活かした幅のあるセービング、ブロッキングには安定感も。
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- 左ウイングバックには白男川羚斗。縦突破とクロスに絶対的な自信を感じるプレーぶりは迫力も十分。
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- 飄々としたプレーぶりがチームに冷静さをもたらす神戸間那。
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- 3バック左に入り、セットプレーのキッカーも担当した大澤菱。
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- 常にゴールに向かってプレーしていた石田翔琉。隙あらば右足でも左足でもシュートに持ち込む。
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- 中原蒼空も得意のドリブル突破からシュートを狙う。
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- 石田翔琉が抜け出す場面も終盤には増えていった。この日はゴールはなかったが、その馬力は買える。
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- 攻めの気持ちを感じさせる大見咲新の表情。華麗なボレーシュートでこの日のチーム5点目も決めてみせた。
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- 1対1はどんどん仕掛けていく石田翔琉。試合は3本合計5－3で名古屋U-18が勝利した。
reported by 今井雄一朗 
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