赤鯱新報

【クラブニュース】「110番の日」にちなんだイベントに永井謙佑が登場! 正しい110番使用を啓発するとともに、新シーズンへの意気込みも語った。

イベント後にはコノハけいぶ、ギンペー巡査とのフォトセッションも。

本日1月8日、名古屋市港区のイオンモール名古屋茶屋にて名古屋市港警察署との協働による「110番の日」イベントが行われ、チームから永井謙佑が出席。1日警察署長を委嘱され、正しい110番通報の適正利用を啓発した。2024年最初のクラブ公式イベントということもあってか会場には多くの観覧客が詰め掛け、普段とは趣の違う永井の姿には歓声も上がった。

今回、永井が1日警察署長として務めたのは正しい110番通報の利用法についてで、壇上ではトークショー形式で啓発活動が行われた。110番通報の経験を問われた永井署長は「経験はないです」と答え、110番通報の実情などには驚きの表情を浮かべることも。昨年の愛知県では約65万件の通報があり、その2割にあたる相談などの緊急性のない通報は「話し相手になってほしい」「今日の野球の結果を教えて」「家にコウモリが入ってきたから何とかしてくれ」などがあると言い、永井も思わず笑ってしまっていたが、こうした不要不急の通報が真に緊急性のある通報の妨げになっていることもあるというから問題である。ちなみに緊急性のない場合は相談ダイヤル「♯9110」や警察署に直接電話をとのこと。

こうした話を前提に、壇上では“模擬110番”が行われた。担当の署員に対し、永井がひったくりの目撃者として通報したというロールプレイで、手際のよい応対に答えていくことで実際の110番通報の仕組みを勉強。状況に対しては応対した署員が分かりやすく質問をしてくれるということがわかり、永井はそれに沿って答えるだけで現場の状況や情報が伝わることがよくわかった。

イベントの最後に永井署長は抱負を聞かれ、「エンブレムも新しくなり、新しい星をつけられるように、チームみんなで頑張っていきますので、皆さん応援よろしくお願いします」と笑顔であいさつ。その後はパトカーとの記念撮影を経て港署で移動、稲垣署長から感謝状を受け取り“仕事”を終えた。報道陣の質問には「去年より得点にこだわってやっていかないといけない」とFWとしての自分にフォーカスすると決意。制服には「着られている感がある」と苦笑いしながらも、終始穏やかな表情で新たなシーズンの到来へ気持ちを高めていた。

今回はイベントの様子を写真とコメントでも振り返る。

○永井謙佑選手


Q:まずは今日のイベントの感想は。
「そうですね。知らなかったことがけっこうあったので。映像やアプリで今は通報とかができる時代になっていることもわかりましたし。貴重な経験をさせていただきました」

Q:実際にこうして制服も着てのイベントでしたが。
「似合ってますか?(笑)。恥ずかしいですね、ちょっと。まあまあ違和感もありますよ、自分では。こういうカチッとした衣装はなかなか着ないので、今も着られてる感あります」

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