【赤鯱短信】彼もまた、名古屋の歴史の1ページ。涙なしには終われない、丸山祐市のラストゲーム。
Jリーグにおいて冬は別れの季節でもある。新加入との出会いもまた冬だが、冬がやってきてシーズンが終わると、そこには大なり小なりの別れがあるものだ。在籍年数にかかわらず、共に戦った仲間がいなくなる寂しさは一様に我々を襲ってくるが、もちろん在籍が長くなればなるほどその喪失感は深くもなる。11月27日に発表されたプレスリリースのタイトルは「丸山祐市選手、契約満了のお知らせ」。激動の2018年夏に名古屋にやってきた救世主のひとりが、またひとりチームを去る。
「チームを離れるのは東京の時は急だったし、湘南の時は正直まだ何も決まってないところだったので。こういった形でチームを離れるのは初めてなので、どういう感情になるのかっていうのは、やってみないとわからない、という感覚がありますけど。まあ、終わってから実際に、グランパスのユニフォームを着て試合するのは終わりなんだなっていう感覚になるんだろうなって、僕自身は思ってますね」
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