赤鯱新報

【名古屋vs柏】プレビュー:今季の集大成なくして来季につながるものもなし。1年の積み重ねにひとつの“解答例”を見せたい最終節。

■明治安田生命J1リーグ 第34節
12月3日(日)名古屋vs柏(14:00KICK OFF/長良川)
———–


やや極端な形ではあるが、“ローマは一日にして成らず”ということなのかもしれない。苦戦に次ぐ苦戦だった昨季から心機一転、しっかりとした準備のもとに優勝を争うかと思った2023年は、いくつもの要因が重なってサマーブレイクを境にチームが失速。結果、“上位をうかがう”という順位でシーズンを終えようとしている。もっとも、この試合の結果と他会場の結果を重ね合わせたところで昨季と同程度の順位に落ち込む可能性もあり、強くなるという作業や試みの難解さはいかばかりか。最終節は何かを賭けての一戦にはならなかったが、1年間の紆余曲折と試行錯誤の成果を見せずして、来季への展望も開けてはこない。

(残り 2331文字/全文: 2677文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ