【赤鯱短信】いつでも得点への意欲は最大値。“スコアリング・ゴール”に込められた点取り屋のプライド。
ユンカーにとっては日本で初めての“本領発揮”となるシーズンが間もなく終わる。浦和での過去2シーズン、彼は得点率こそ高かったが、それぞれリーグ21試合出場でプレータイムにすると15試合に満たない程度。もちろんACL含めたカップ戦での活躍などでも貢献度は高かったわけだが、名古屋が期限付きで獲得する際にもコンディション面の不安は取りざたされたといい、ここまでリーグ32試合2500分15得点という出場記録は改めて、ユンカーという選手の価値を示したところがあった。「ケガが多いと言われてきたかもしれないけど、そうではないことを証明した」。11月4日のトレーニングマッチ後にも彼はそう語り、名古屋でのキャリアに高い満足度があることを示唆してもいた。常に名古屋の前線には背番号77が、左利きの頼れるストライカーがいると信じて闘えた1年だった。
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