赤鯱新報

【赤鯱短信】乗り越え、吹っ切り、輝き出した森下龍矢の笑顔。名古屋の左の“翼”がいま再び羽ばたき出す。

森下龍矢

この言い方が正しいかどうか不安だが、憑き物が落ちたかのような眩しい笑顔だった。心身共に厳しく負荷のかかるオールアウトの直後、声を掛けた瞬間こそ険しい表情だったが、話し始めると白い歯がこぼれまくる。“溌剌”という言葉を連呼し、いつも以上にピッチの速いマシンガントークっぷり。質問に対しほぼノータイムで回答が得られる矢継ぎ早の問答は、6分に満たない録音時間とは思えないほどの答えがあった。森下龍矢はまたひとつ、ハードルを跳び越え次のステージへ、少なくとも思考実験の場は移したのだと確信した。

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