赤鯱新報

【クラブニュース】名古屋市交通局×名古屋グランパス連携企画キックオフセレモニー開催。玉田圭司さんが地下鉄名古屋駅の1日駅長に!

折戸秀郷名古屋市交通局長とのフォトセッション。このユニフォームの背中にはホームタウン3市と交通局のロゴが掲出されている。

本日7月7日、地下鉄名古屋駅にて「名古屋市交通局×名古屋グランパス連携企画」のキックオフセレモニーが行われ、クラブOBの玉田圭司さんが1日駅長および名古屋市交通局PRアンバサダーに就任。桜通線にて出発指示の合図を行ない、改札前で利用者に「ありがとうございました」と駅員として対応した。

駅長の帽子ももらい、1日駅長スタイルの完成。

玉田さんの1日駅長、交通局PRアンバサダー就任式ではまず名古屋市交通局の折戸秀郷交通局長から「今回の取り組みを通しまして、次の世代を担う子どもたちをはじめ、地下鉄のお客様、グランパスファンの皆様の裾野をお互いに広げることにつながればと期待しております」とあいさつ。具体的な取り組みとしてはこの1日駅長、そして改札口などで流れるマナー啓発放送への玉田さんの出演、市バス安全教室の開催などが予定されているとのことだ。2枚の委嘱状と「1日駅長」のたすき、そして駅長の帽子を受け取った玉田さんは笑顔で「名古屋グランパスと交通局の取り組みを伝え、ますます盛り上げていきたい」と語った。

1日駅長になった感想を話す玉田圭司さん。「名古屋グランパスと交通局の取り組みを伝え、ますます盛り上げていきたいと思っています」。

1日駅長としての”初仕事”は地下鉄の出発指示の合図だった。昨年は楢﨑正剛現トップチームアシスタントGKコーチが行ない、周囲を和ませたが、玉田さんは真剣そのもの。「声を張ってくれって言われたからね」とリハーサルの段階から聞きなれたあの声で「出発進行!」を構内に響かせ、その存在に気づいた駅の利用者にはスマートフォンを構える姿もちらほら。列車が去った後の「消灯、確認!」もきっちり決め、満足そうな玉田さんだった。

そして改札口で利用客にあいさつをする玉田さん。深々とお辞儀をし、「ありがとうございました」。

その後は改札口で利用者に「ありがとうございました」とあいさつする業務に就き、報道陣への対応と大忙し。しかし「なかなか経験できないことなので嬉しかった」とにこやかに話し、好調の古巣についても舌はなめらか。「上位にいるとやっぱり他のいろいろなところからも注目されますし、そうなると選手は気持ちも全然違いますからね」と自らが成し遂げた2010年以来の偉業達成へ向け、後輩たちへと期待を向けた。

名古屋市交通局では地下鉄全駅の職員が明日8日から今季の鯱の大祭典ユニフォームのレプリカを制服として着用し、夏のグランパスの盛り上げに一役買うとのこと。その数約2000人で、ユニフォームの背中にはホームタウン3市に加え、名古屋市交通局のロゴマークも掲出される。さらには選手による地下鉄、市バスの乗車マナー啓発ポスターの掲出や夏季のグランパスの試合日程が入った大祭典ポスターも順次駅等々で貼りだされる。地上だけでなく、地下をも”ジャック”する名古屋の夏の大祭典、そして交通局との連携PR事業に今後も注目だ。

□イベントの様子(写真)

玉田圭司

□NEXT PAGE イベント終了後の玉田圭司さんのコメント

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