赤鯱新報

【名古屋vsG大阪】レビュー:もぎ取って、必死に守り抜いた2ヵ月ぶりのホームでの勝点3。チームの歩みはこれでまた、追い風に乗って加速する。

■明治安田生命J1リーグ 第12節
5月6日(土)名古屋 1-0 G大阪(19:03KICK OFF/豊田ス/28,613人)
得点者:67’稲垣祥(名古屋)
———–

簡単な勝利などありはしないことを、改めて、そして強く感じる一戦だった。ホーム4戦連続ドローで今度こそ勝ちたい名古屋と、今季未だ1勝でトンネルを抜ける想いのする勝点3が欲しいG大阪。それぞれの立場は大きく趣を違えたが、欲しいの勝利の一点張りに変わりはなかった。引き分けではなく、もちろん負けではあり得なく、ただ純粋に勝ちたかった。その執念を実らせたのは、乾坤一擲のフィニッシュを仕留めた名古屋だ。決めたのが“クラッチシューター”の稲垣祥というのも、実に彼ららしい。

(残り 3727文字/全文: 4070文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ