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【クラブニュース】アットナゴヤ杯@オアシス21開催!クラブOB中村直志さんがトークショー&フットサル大会参加で盛り上げた!

トークショーに登壇した中村直志さん。アットナゴヤモニュメントのデコレーション企画に参加した名古屋モード学園の関係者とともに、トークを盛り上げた。

名古屋グランパスは6月にホームタウン・名古屋をスポーツの力で盛り上げることを目的とし、名古屋青年会議所と「名古屋盛り上げ連携協定」を締結したが、そのテーマでもある「SDGsに関する取り組みでの協同」の一環としての取り組みが「アットナゴヤモニュメント」のデコレーション企画だ。10月29日からは展示されたデザインは、その等身大パネルがFC東京戦で豊田スタジアムにも掲出されていた。そして昨日11月7日、オアシス21で行われた名古屋青年会議所の11月フォーラム内にてクラブOBの中村直志さんがトークショーに出演。その後行われたフットサル大会にも参加し、イベントを盛り上げた。

笑顔も見せ、穏やかにトークショーを盛り上げた。

青年会議所のトークショーでは「市民にもっとどうやって発信していくか、根付いていくか」というテーマの際に中村さんが登壇。地元密着の代表として名古屋グランパスの視点をということで呼び込まれた。現在はスクールコーチとして活躍する中村さんだが、ホームタウン担当としての経歴から「選手の時はサッカー教室であったり、こういうトークショーなどで市民の方々と触れ合う機会は多かったですね」とコメント。小学校でのあいさつ運動や、授業の中でサッカーを通じて経験を話す機会など「自分の名前を売る機会でもあるし、相乗効果はあったと思う」と穏やかに話した。

また、「広報活動が青年会議所は弱い」という部分に対して意見を求められると、「僕も広報は経験したことはないですが、リアルタイムの情報発信や、キャンプなど含めプライベートなところを発信して、選手のパーソナリティを感じてもらえるのも良いのでは」と返答。ホームタウン担当としてのパブリックビューイングなどの仕掛けも付け加え、情報発信の重要性を伝えていた。

後半からはフリーマンとして両チームの助っ人に。得点を決めた選手とハイタッチで喜ぶ。

トークショー後にはオアシス21の銀河の広場をそのままフットサルコートにして、サッカー大会が開催された。その中の小学生の部に中村さんは参加し、最初は解説の形で選手たちを応援、後半にはフリーマンとして両チームをバックアップ。当然といえば当然だが、華麗なドリブルとさりげないパスで子どもたちのプレーを引き出し、得点を演出して歓声を誘った。開会式では“名古屋青年会議所のオリバー・カーン”を相手に強烈なシュートを叩き込んだことも付け加えておこう。とにかく、トークにプレーにと中村さんは、しっかり魅せて盛り上げ役をまっとうした。

名古屋青年会議所との協業は来週12日にも行われる。名古屋市在住のひとり親世帯の小学生親子が対象の「子どもサッカーフェスタ」にはトップチーム選手も参加予定とのこと。地域密着のプロクラブとして、今後のこういった活動の拡大にも期待したい。

reported by 今井雄一朗

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