赤鯱新報

【鳥栖vs名古屋】レビュー:勝てなかったからこそ見えた名古屋の変貌。激闘の余韻も、次の勝利の礎へ。

明治安田生命J1リーグ 第25節
8月14日(日)鳥栖 0-0 名古屋(19:03KICK OFF/駅スタ/9,617人)
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互いに「勝てた」と思ったはずの“殴り合い”のようなゲームは、それが熾烈だったが故にゴールレスの結末を迎えた。持ち味を生かして決定機を生み、寸でのところでピンチをしのぐ。シュート数には表れない数のチャンスや仕掛け、熱い攻防が繰り返され、それが雨でもないのに湿度90%という過酷な環境下で行われたことには驚きを禁じ得ない。スタンドにいるだけで全身汗だくになるような気候の中、名古屋の選手も鳥栖の選手も、本当によく走り、闘った。その意味では勝点を分け合うという結果は妥当性も漂うが、勝つために闘う選手たちはどこまでも、勝てたはずの試合を取りきれなかった思いに駆られているのだろう。良い試合だった。決着がついてもおかしくなかった。多くの見どころがあり、だから残念な試合とも言える。十分なエンタメ性と足りない結果のバランスを、どのようにとらえるかは自由である。

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