赤鯱新報

【名古屋vs清水】レビュー:執念が勝敗を分けた下位グループの6ポイントマッチ。隙を見せた名古屋に不運は重なり、前節の結果を活かせず。

■明治安田生命J1リーグ 第21節
7月10日(日)名古屋 0-2 清水(18:03KICK OFF/豊田ス/12,904人)
得点者:38’西澤健太(清水)90+5’チアゴサンタナ(清水)
———–

負け方としては今季ワーストクラスに印象の悪い試合となった。相手の順位云々はこの際まったく問題にはならない。もちろん試合の3日前に新型コロナウイルスによって3名の離脱者が出たことで、ゲームプランや選手起用の面で難しさが生まれたのは否めなかったが、“被害”は最小限に抑えられていたとも言える。「メンバーは人数的にも限られていく中で、本当にみんなけっこうギリギリのところでやっているのは確か」と稲垣祥が吐露したように、負傷者の続出によってもチーム編成は火の車。2種登録の選手にリーグ戦メンバーを託さなければいけないというのは、相当の逸材か人数不足のどちらかでしかない。状況は厳しく、だからこそ良い面もあった清水との今季4試合目には、こっぴどくしてやられた感も強く、悔しい想いも倍増する。

(残り 3978文字/全文: 4446文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ