【FC東京vs名古屋】レビュー:楽観も、悲観もしない勝点1。チームの仕掛けとそれに応える、選手の奮起が待たれる。
■明治安田生命J1リーグ 第2節
4月20日(水)FC東京 0-0 名古屋(19:03KICK OFF/味スタ/11,214人)
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これは一種の産みの苦しみなのかもしれない。悪い流れに歯止めをかけるべく繰り出した布陣変更の一手は守備面を中心に期待通りの効果を挙げ、名古屋を一時の低迷から救おうとはしている。時を同じくして数名の負傷者が戻り、新たなフォーメーションを組み上げるうえでのキャストも揃ってきた。ルヴァンカップの広島戦で試し斬りをし、鹿島戦で確かめ、東京戦ではさらに内容的に前進を感じるゲームをできたのではないか。「狙いとしているところ、サッカーとしてはやっとでき始めた」。慣れ親しんだスタジアムで得た勝点1の意味に、長谷川健太監督は噛みしめるような笑顔を見せた。
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