【FC東京vs名古屋】レビュー:劣勢に立ち向かった90分。失ったのではなく、得た勝点の価値を見よ。
■明治安田生命J1リーグ 第32節
9月22日(水)FC東京 1-1 名古屋(19:03KICK OFF/味スタ/4,982人)
得点者:26’アダイウトン(FC東京)43’シュヴィルツォク(名古屋)
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試合後の名古屋の面々が発した言葉の端々に、この90分間がいかに苦しく厳しいものだったかが滲み出た。前後半ともに倍以上のシュートを打たれ、その半数が決定機だったという事実だけでもなるほど苦戦である。結果として勝点1を持って帰れるのは幸いというべきか、フィッカデンティ監督は「スコアだけ生き残っていた」と絶妙の言い回しで試合を振り返っている。数々の、と言っていいほどにあった決定機を止め続けた守護神ランゲラックも「勝点2を失ったというよりも、勝点1を全員の力で取ったという感じがする」と言ったFC東京との闘いは、やはり勝ちを望むには厳しいところがあった。
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