赤鯱新報

【名古屋を見つめる冷静な視点:増川新報】第6回前編:2022年度版名古屋を想像する。誰がボールを動かすのか。

2022年も増川隆洋さんに、名古屋を見つめる別視点をご提供いただけることになった。聞けば聞くほどJリーグをしっかり見ているな…と感じる名古屋OBにしてレジェンドの一人に、今季も多くのことを学ばせてもらおうと思う。2年目の初回はあまり情報がない中で、長谷川健太監督率いる新チームと新メンバー、そしてさらに視界を拡げて今季のJリーグのことをざっくばらんに聞いてみた。チームはいよいよキャンプインし、本格的な強化練習が始まる中、増川さんの目から見た2022年の名古屋グランパスはどう見えているのか。ちょっと長いけどお楽しみください。

増川新報第6回・前編
2022年度版名古屋を想像する。誰がボールを動かすのか。

Q:今回は今年の名古屋の陣容を見つつ、雑談的に今季のプレビュー的なものにしていこうと思います。

「まずは移籍で出た選手の穴を埋めたという印象かな。増えたというイメージはない。出て行った選手を見てしっかりその穴を埋めた印象で、それよりもストライカーの部分でシュヴィルツォクがどうなるかがまだわからない。そこが一番気になるところだよね。ボランチのところでは啓矢を獲っているし、啓矢は鳥栖でボランチもできるようになって気の利く選手になった。ボランチには長澤くんがいるし、もちろん稲垣くんが中心になるのだろうし。あとはレオ シルバがどうなるか。もちろん全盛期は過ぎている年齢だから、どこまでの稼働率を見せられるかだよね。新人の選手たちについては情報がないので、わかりません(笑)。すごく上手い子がいるというのはどこかで見たけど」

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