赤鯱新報

【浦和vs名古屋】プレビュー:大会に生き残るため、そして借りを返すために。意地でも勝ちに行く戦いが、リーグへの勢いをも生む。

■YBCルヴァンカップ 第5節
5月9日(水)浦和vs名古屋(19:30KICK OFF/埼玉)
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シンプルに表現すれば、風間八宏監督がよく言う「二度ミスをしない」を広義において実践すべき試合だ。3月のホームゲームでは前半だけで4失点の1-4という惨敗を喫した浦和に対し、まずは結果としてやり返す。内容でもこのところ強調されてきた「90分間の戦い方」を意識し、主導権を握って試合を推移させる。そして最も重要な踏んではいけない“二の轍”は、8連敗から2引き分けと盛り返してきたチームの流れに水を差さないことだ。
2年目の深堀隼平は「ここまでチームが崩れてしまった原因、とまではいかないかもしれませんけど、前回のレッズに1-4で負けたことから始まったところが多少なりともある」と前回の敗戦の影響を口にしたが、それは佐藤寿人も以前に話していたように選手たちの共通認識。勝たねば予選敗退が決まるというシビアな状況は、むしろ迷いを断ち切る好材料なのかもしれない。簡単な相手ではないが、もはや名古屋に選択の余地はない。

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