赤鯱新報

【赤鯱短信】ある“古巣”への男たちの想い。味スタで見せる感情表現や、いかに。

よくよく考えれば2008年以来なので9年ぶりとなる東京Vとのオリジナル10対決は、両チームが置かれている上位同士という立場としても重要視される戦いだが、ある数名の選手たちにとっては古巣との対戦という意味でも少し特別感があるようだ。

今季の名古屋でその出自に「ヴェルディ」という名前が関わっている選手は意外に多い。ジュニアユースから育ってプロ昇格を勝ち取った杉本竜士をはじめ、ジュニアからユース時代までを過ごした小林裕紀やユースで3年間プレーした宮地元貴、ジュニアとジュニアユースがヴェルディの青木亮太、そしてヴェルディSSレスチという公認支部出身の渋谷飛翔と5名が在籍している。

沖縄キャンプの際に練習試合を行なっていたとはいえ、公式戦はまた別物。彼らはこの一戦にどのような思いを抱いているのかにはやはり興味があった。今回、話を聞けたのは青木、渋谷、そして杉本の3名。小林は時間が足らず、宮地にはあえて聞かなかった。しっかりと試合に関われるようになってからの方が、彼にとっても良いと思ったからだ。

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