「川崎フットボールアディクト」

塚川孝輝「短所が長所に転じた1年半」2/3【インタビュー】

塚川孝輝へのインタビュー原稿、第2回はフロンターレでの日々と、FC東京でのプレーについて

■掴んだ手応え

FC東京には加入直後の2試合で途中交代出場すると、最終節の多摩川クラシコまでの10試合で連続先発。左右のインサイドハーフを基本としてポジションを手にしている。そのインサイドハーフのタスクについてはかなり難しいと聞く。攻撃時には組み立てに参加し、相手ゴールにできるだけ近づいてゴールを脅かさなければならない。守備時にはアンカーと連携し最終ラインの一列前で防波堤の役割を果たす。また、本来攻撃的な選手は守備を意識し、逆に守備的な選手は攻撃の難しさを消化する必要がある。攻守に戦術眼と運動量との両方のマルチなタスクが求められるポジションだが、塚川はそのタスクをこなした上で、自由にやれているのだと話す。

「物凄い自由なポジションだなって僕は思っていて。自由に追いかけ回しても、最終的にそこ(中盤の定位置)に戻ればいいみたいな。だからぼくは縛られなくて、凄い、自分のしたいようにしてる感じです」

(残り 2650文字/全文: 3093文字)

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