2022年10月10日 12時00分　
カテゴリ： ★無料記事 • アカデミー • インタビュー
タグ : 2022 • アカデミー • インタビュー • 望月達也

【告知】
10月15日（土）に川崎U-18が等々力でプレミアリーグEAST第18節の横浜FCユース戦を行います。
有観客での開催になります。キックオフは14時です。U-18にとっては今季の最後の等々力開催の公式戦となります。よかったらスタジアムで選手たちの活躍をご覧ください。
開催情報

川崎U-18が今季初昇格した高円宮杯U-18プレミアリーグで結果を残している。10月9日時点で16試合を消化し、11勝3分2敗の暫定首位の成績。今季は開幕からの12試合を無敗で通過するなど昇格初年度とは思えない活躍を見せている。
→順位表

そのU-18を筆頭にアカデミーの運営に携わる一人が望月達也アカデミーダイレクターだ。2021年5月19日に就任が発表された望月氏は、2012年から14年までの3年間、トップのコーチを務め、暫定監督として指揮も取った過去がある。その望月氏の就任の経緯や現在の業務内容、アカデミーに関する考え方などについて聞いた。全2回。無料公開。

○望月達也アカデミーダイレクター

■庄子さんに気にかけてもらっていた
――去年（2021年）の5月19日にアカデミーダイレクターとして就任が発表されました。そのあたりの経緯など教えていただけますか。
「2018年から21年まで3シーズン。青森のラインメールというJFLのチームで監督をやらせていただいていました。一応4年目の契約も残っていたんですけど3年間でJ3に上げるという目標を達成できなかった。そこでチームはスタッフを全員変えるという話になって。だけど、自分だけが残って監督を続けるのは違うので、辞任させてもらいました。ただ、契約の関係でクラブにはアンバサダーみたいな形で残りました」

――Jリーグ経験者としてアドバイスを求められたとかですか？
「クラブからの要望は特になくて、自分でいろいろ考えて動いて、2月から3月は若いスタッフと2人でグラウンドの雪かきをしてました。青森のクラブは冬季は基本室内なんですね。ただ、当時僕の次の安達亮監督からの小さいスペースでもいいから1日でも早くグラウンドで練習を、との希望があって。それで3月の末くらいから、グラウンドで練習できるようになりましたね」

――それからトップのサポートを？
「雪かきと並行してアカデミーの方に顔を出して、練習見たり、スタッフのサポートをしたりしてました。その春にU18を立ち上げるという段階でした。アカデミーでは、地域の子たちを一生懸命スタッフが指導していて、それで練習に顔を出したりしてました。ただこのまま続けていてもクラブに金銭的に負担をかけるだけだろうと考えて、代理人と相談して3月一杯で契約を満了してもらうことにしたという形です」

――4月からはフリーの状態だったと
「もともと庄子（春男・現エグゼクティブアドバイザー）さんが事あるごとに気にはしてくれているのもあって、青森に来たあとも年に一回くらいですけど、近況は報告させてもらってて。それで青森を辞めたタイミングでちょっと動いてくれて、それで5月からという形になったんです」

――フロンターレってそういう気配りはすごいと聞きますけど、そうなんですね。
「僕がフロンターレを辞めたくて辞めたわけじゃなかったので。だから庄子さんが個人的に気にしてくれていたみたいです。アカデミーに人が必要だというタイミングだったのかもしれませんね」

――オファーはアカデミーダイレクターとしてですか？
「そうですね」

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