「川崎フットボールアディクト」

高井幸大、町田戦後にU-23日本代表に合流「強い覚悟を持ってやれればいいかなと思います」【コラム】

高井幸大が町田戦を振り返る。

「相手の思ったようにやられたというか。退場者が出てからは自分たちの良いところが出ましたが、もちろん相手も少ないですし、できて当たり前というか。もっともっとやらないといけないのかなと思います」

そう敗戦を振り返る高井は32分の失点シーンについて「あそこになる前の対応がもう少し改善が必要かなと思います」と説明した。

なお、高井は後半ATのCKを頭で合わせる決定機を迎えるが惜しくも枠には飛ばせず。この場面について聞かれた高井は「チームが苦しい時に、ああいうところで1点を決められる選手になりたいなと思います」と話している。

ちなみに高井は試合後にチームから離脱。U-23日本代表に合流すべく、同じく招集された町田の藤尾翔太と平河悠と共に空港へ向かった。パリ五輪出場がかかるU23アジアカップに向け、高井は「強い覚悟を持ってやれればいいかなと思います」と述べている。

日本代表が順調に勝ち上がり、パリ五輪出場権を取るとすると、5月2日の3位決定戦か、5月3日の決勝まで戦い続けることになる。町田戦ではジェジエウが負傷交代しており、最終ラインの選手層が気になる部分ではあるがそれはそれで仕方ない。フロンターレのことはさておき、高井には気持ちを切り替えてもらい、代表で結果を残してほしいと思う。

(取材・文・写真/江藤高志)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ