「川崎フットボールアディクト」

三浦颯太「ファーストプレー、結構得意な形だったんですけど、足元入っちゃって。あれで緊張がほぐれました」【コラム】

三浦颯太が代表デビューを果たした。追加招集されていた三浦は元日のタイ代表戦に後半68分から出場。ファーストプレーでミスしたが、それが逆に良かったと話す。

「ファーストプレー、結構得意な形だったんですけど、足元入っちゃって。あれで緊張がほぐれました」

そういうこともあるだろうと「すぐ切り替えられた」とも話す三浦は「次のプレーから思いっきり、自分の良さを出せたかなと思います」と話していた。

そんな三浦は今回の代表招集期間を通じ、いい経験が出来たと話す。それがサイドハーフの選手との連携だった。

「今日みたいなサイドバックがサイドハーフと連携して内側を取るとか、あまり甲府ではなかったので。ちょっとこんがらがりましたけど、途中から整理できて、しっかり整理して、意図的にプレーできたかなと思います。すごいいい経験になりました」

そして「フロンターレでは必ず必要なプレーだと思うので。大外だけじゃなくて、内側のレーンとの使い分けとか」と口にしつつ「あとは攻めてる時のポジショニングとかっていうのは突き詰めて行きたいと思います」と貪欲だった。

また、今回の代表合宿で体感したトップトップのレベルでもっとサッカーをしたくなったと話す。

「今日(の試合で)というより練習の中で、それはすごい感じてて、判断のところだったり基礎技術の高さだったり、プレーのスピードは1つも2つもレベルが上なので。改めてここでもっとサッカーしたいなと思いました」

そのためにフロンターレで技術を磨き、代表に定着したいと力強かった。

「フロンターレは僕の課題の部分が補えるというか。逆に強みにできるチームだと思っているので。しっかり自分の課題を磨いて、定着っていうのを目標にやりたいと思います」

なお、今回の代表合宿中に中村憲剛さんからパスについてアドバイスをもらったとのこと。

「ケンゴさんにパスとかそういうのはフロンターレはこういうのをやるから、こういうところからやって行く、ということは教えてもらえました」

止める蹴るについて事前に経験できたのは大きいはず。フロンターレでどんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。

(取材・文/江藤高志)

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