「川崎フットボールアディクト」

丸山祐市について「クオリティーは高いので。それがマックスに近いところで発揮できれば相当いいセンターバックなのは間違いないです」【番記者寸評】

1月4日に獲得が発表された丸山祐市について、赤鯱新報の今井雄一朗さんに聞きました。

◯丸山祐市について
――丸山祐市選手について、まずどんな印象ですか?
「左利きのセンターバックで、世間一般のイメージだとキックがいい選手というところだと思います。フィードにしても、縦に差し込むパスにしても、そういうパスの能力が高いセンターバックっていうイメージが強いと思います。
もちろん、それがすごくいいところで。ビルドアップももちろん上手ですし、ビルドアップの時の自分のポジショニングで、目の前のFWを1枚『突破』できる選手です。突破って言い方を丸山選手はするんですけど、プレスに来る相手のFWを自分のドリブルとか、ポジショニング、パスをもらう場所とかで突破できると。
単純にドリブルで一枚剥がすということではなくて、パスをもらう位置とか、食いつかせてトラップで前へ出たりとか、そもそも相手選手よりも高い位置でボールをもらうだとか、そういうことでその1枚を突破できるのも自分の特徴というような言い方をします。
名古屋が3バックになってからはあんまりそういう場面は減りましたが、4枚のときなんかはよくやってました。サイドバックを上げて自分が開いてもらって、縦に付ける、縦に運ぶみたいな」

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