脇坂泰斗が涙で振り返った、庄子春男前GMとの一番の思い出【コラム】
※タイトル写真は2017年6月8日に阪南大で行われた脇坂泰斗の入団会見時のもの。左が庄子春男前GM
みるみる脇坂泰斗の目に涙がたまり、涙声で言葉はとぎれとぎれになった。
湘南を相手に3月26日に行われたルヴァン杯第2節の試合後。この試合がフロンターレ在職中の最後の公式戦になった庄子春男前GMとの思い出を振り返るときのことだった。
ミックスゾーンに姿を表したときにはすでに異変に気がついていた。脇坂泰斗の目は涙で潤んでいた。それでも試合を振り返る間は淡々と論理的にいつもと変わらずに対応してくれたが、庄子前GMとの思い出を口にしはじめると途端に涙が止まらなくなった。
脇坂がまっさきに口にしたのは、ユースからの昇格が見送りになることを告げられたときのこと。
「ただ昇格できないというのは簡単だと思うんですけど、その時に『4年後に見送りだ』というふうに言ってくれて。その言葉でどれだけ前向きになれたか。当時の自分が、その言葉を信じて4年間頑張ってきたので」
結果的に脇坂は進学した阪南大でチームの中心選手として活躍。阪南大のエースナンバーである14番を背負い、関西圏のJクラブからも注目される選手へと成長を遂げていた。
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