赤鯱新報

【開幕3連敗からの再考察】名古屋グランパスVer.2024の真の姿とは。前編

まさかの開幕3連敗、無得点での勝点0について今さら多くを論じることもない。結果は結果、現実は現実だ。選手も監督も全員がそれぞれの想いを抱え、現状を受け入れた上で次の闘いに何とか気持ちを持って行こうと考えている。「なぜ」を問い始めれば数えきれない状況に、本来ならば現場の生の声をお届けしたいところだが、限られた取材機会と本原稿では試合後の取材は使用できないが故に、今はもう一度、今季のチームの設計図について考えてみようと思う。彼らは何をやろうとしていて、なぜそこに障害が生じているのか。そのために振り返る、Ver.2024のコンセプトについて。

前編:このチームの“前提”をもう一度考える。

このことを考え始める時に、まず掲げておかなければいけないのが、米本拓司が開幕前に語った金言である。

(残り 2322文字/全文: 2664文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ