【クラブニュース】U-18の鈴木陽人の2024年トップ昇格が内定！決意と喜びの第一声をお届け！
本日6月2日、名古屋グランパスU-18の鈴木陽人の2024年トップチーム昇格がリリースされ、オンラインでの発表記者会見が行われた。会の冒頭で山口素弘GMは「トップチームで十分に今後、活躍するだけではなく、グランパスの中心となって貢献してくれるだろうという期待も込めての昇格です」と語り、9歳からの”生え抜き”の昇格に今後の活躍へと期待を寄せた。今季は特にトップチームでトレーニングすることも多く、「シュートやドリブルが通用する手応えを感じています」と語っていた鈴木は「本当に大好きなチームでプロに昇格できることが決まって本当に嬉しく思います」と笑顔を浮かべ、「プレーだけじゃなく、言語や、よりたくさんのことを知る必要があると思います。今日からできることはやって、より自分がサッカーでも、人としても成長できるようにしていきたい」とプロの世界での勝負へ挑みかかる思いを新たにしている。今回は発表後すぐに行われた記者会見の模様を全文掲載でお届けする。
〇山口素弘GM
「皆さんこんにちは。名古屋グランパスゼネラルマネージャーの山口です。本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。2024シーズン、鈴木陽人選手のトップ昇格内定をここに報告させていただきます。鈴木選手はジュニアからこのグランパスでプレーをしていて、私自身はジュニアユース時代に彼のことを初めて見ました。初めて見た印象は非常にエネルギーのある選手だなと。そういう感想を持った覚えがあります。当時はジュニアユースの中でも早熟だったので、非常に体も大きい、という感じでしたが、それから周りの選手が成長して。だいぶ今は小柄な方ですが、ただそのエネルギーのあるプレーというのは、いまユースでも変わらず、トップの練習に参加または、トップのトレーニングマッチ、先日のルヴァンカップであるとか、そういうところに至ってもそのエネルギーのある様は変わらないなというところがあります。プレーの特徴は皆さんもご存知かもしれませんが、特にアタッキングサード、アタッキングエリアでのスピードに乗った突破力が非常に魅力があります。その武器を持っているというのが、非常に大きいのかなと思います。やはりトップの選手、そして長く活躍する選手というのは、武器を持っています。非常に大事な条件だと思いますので、その武器というのがはっきりしている。これは今後も彼の大きな武器になるであろうと思いますし、その武器を自分自身がどうやって生かすかというのを、分かり始めてるのかなというのが、トップでのスカウトとしての印象です。ただ、もちろん足らないところはまだまだあります。しかし彼のジュニアユース時代からの、サッカーに取り組む姿勢は本当に真面目であるし、向上心が非常に強い。そういう面も含めて、トップチームで十分に今後、活躍するだけではなく、グランパスの中心となって貢献してくれるだろうという期待も込めての昇格です。これは裏話ですが、つい先日のルヴァンカップは前半で交代して、悔し涙を流していました(笑)。そういう、なんて言うんですかね、感情をはっきり出せる選手っていうのも、私は非常に魅力があるかなと思っていますので、泣いたから昇格っていうわけではないですが(笑)、そういう面も含めての昇格です。この後、本人から力強い言葉が聞けると思いますので、私は早々に退散します。以上になりますので、よろしくお願いいたします」
〇鈴木陽人選手
「まず自分がこの歴史のあるグランパスというチーム、本当に大好きなチームでプロに昇格できることが決まって本当に嬉しく思います。プロになるからには自分の責任、自分の言葉だったり、行動っていうのが本当に大事になってくると思うので、責任のある行動を心がけて、ひとりの人間としても大きく成長できるようにしていきたいと思います。自分は9歳の頃にアカデミーに加入したんですけど、9歳の頃に初めて豊田スタジアムに行った時、ピッチの中で何万人ものサポーターの方がいる中で選手たちがプレーしているのが本当に輝いて見えて。その舞台に立つために、自分は10年間、高校3年生までグランパスのアカデミーで本当にトレーニングに励んできました。それがまず実ったことが本当に嬉しく思うんですけど、やっぱり自分の今後の目標としては、世界や日本を代表する選手になることなので。ここをスタートラインにするっていうところと、自分の武器であるドリブルだったり、チャンスを作るところはいろいろな方を魅了できると自分が思っているので、そこを意識して取り組んでいきたいです」
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