赤鯱新報

【クラブニュース】クラブ史上3人目のプロ契約高校生誕生!貴田遼河のプロ契約締結記者会見レポート

神戸との劇的な熱戦が行なわれた本日5月3日、試合後の豊田スタジアム内会議室にて貴田遼河のプロ契約締結を受けての記者会見が行なわれた。中学校2年時の貴田を見初めた山口素弘GMと壇上に立った貴田は「高校生でプロ契約させてもらったからには、本当に名古屋グランパスのタイトル獲得に、自分の得点で貢献できるように。全力を尽くしてやっていきたい」とあいさつ。報道陣からのたくさんの質問に真摯に、そして笑顔を交えて今後への抱負とともに返答した。今回はその模様を余すことなくお届けする。


記者会見
山口素弘GM

「こんにちは。まずは本日ゲームは4万人の観客が入った中で 劇的に追いつくことができてよかったな、という感想から入ってもいいでしょうか?(笑)。いま隣りにいます貴田遼河がこの度、グランパスとプロとしての契約を締結したことをご報告させていただきます。貴田選手はFC多摩からグランパスU-18方に入っていただき、順調に成長していただいた部分もありますし、苦労した部分もありました。ただ昨年も天皇杯に出場し、今年はルヴァンカップで2得点という素晴らしい結果を出したというところもあり、いろいろな部分で本当に成長の色が見えました。単刀直入に言えば現在の状況ではチームの戦力と思っています。まだまだ足りない部分はあるかもしれませんが、伸びしろ等も含めて今回、プロ契約ということになりました。クラブとしては3人目ですかね。前のふたりを超えるような活躍を今後期待したいなと思っています」

貴田遼河選手
「この度、グランパスとのプロ契約を締結させてもらいました貴田です。中学の時にグランパスに声をかけてもらって、中村直志さんだったり、隣りにいる山口素弘さんだったり声をかけてもらって、自分の選択は正しかったんだなっていう風に今すごく実感しています。高校生でプロ契約させてもらったからには、本当に名古屋グランパスのタイトル獲得に、自分の得点で貢献できるように。全力を尽くしてやっていきたいと思います。お願いします」

【代表質問】

Q:まずはプロ契約おめでとうございます。率直に今の心境を教えてください。
「今の心境は、とりあえずプロ契約ができてよかったなっていう思いです」

Q:プロ契約を結ぶと言われた時の状況と、その時の心境というのはいかがでしたか。
「自分は中学生の頃から、高校生のうちにプロ契約するというひとつの目標があって。ここまで3試合出場させてもらっていたんですけど、なかなか点を取ることができずにいて、点を取れて。本当にプロ契約が締結できた時には、やっとスタートラインに立てたなって感じました」

Q:ご家族とはどんな話をされましたか。
「プロ契約したことに対しては両親だったり、家族はすごく喜んでくれましたけど、次の日からはプロとして、今トップチームで戦っている選手たちの間に食い込んでいけるように、という風な言葉をもらいました」

Q:改めて名古屋グランパスの印象を教えてください。
「自分が中学生の時からグランパスは日本を代表するクラブだってすごく感じていましたし、サポーターだったり、スタジアムも本当に日本でもトップクラスのクラブだなとずっと思っていました」

Q:ご自身の選手としての特徴やアピールポイントっていうのは、どんなところになるんでしょうか。
「自分の一番の特徴はやっぱり点を取ること、ペナルティエリア内で仕事をすることだと思っていて。シュートを決めるところ以外にも、ボールを収めるところだったり、アシストもできるところが自分の武器だと思っています」

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