赤鯱新報

【クラブニュース】今年のテーマは”めざせ天下統一、鯱祭り”!「鯱の大祭典」「大名古屋展2023」合同記者発表会レポート

小西工己社長
〇小西工己社長
Q:まずは何はともあれ、ストイコビッチさんの来場が今回の記者発表でのサプライズでした。確か前回は瑞穂のラストの時にはコロナの状況によって呼べなかったと記憶していますが。
「そうなんですよ。ご本人もね、もう来てくださる気満々だったんですけれども。あの時の状況を加味してですね、安全の方を鑑みて来れなかったということで。ご本人もとても残念がっていましたのでね、今回来れるということで、ご本人も非常に喜んでいただいてると聞いています」

Q:ストイコビッチさんを呼ぼうというのは、国立での開催が決まった時にアイデアとして出てきたのでしょうか。
「同時ですね。国立でホームゲームをやる、”天下取り”に向けて、6万人のお客様をお迎えしたいなという時に、やっぱり目玉のひとつとして。30周年ということでもずっとやってきましたし、レジェンドマッチをやったり、いろんなことをやりましたけれども、そのレジェンドということではワン・オブ・ザ・モーストレジェンドパーソンとなると、やっぱり誰が見てもストイコビッチさんということになりますので。もうとにかくトライしてみようということでお声がけをしたら、快く応じていただけたということで。いまだにグランパスに対してそうやって、愛情を持っていただいてるということだと思います。ほんとに嬉しく思ってます」

Q:来場された際には、どんなことをしてもらおうと考えていますか。
「あ、今ここで僕が言っちゃうとね、怒られちゃうので(笑)。いろいろと考えているようですから。おそらく、大車輪の活躍をされるんじゃないですかね。もちろん、来るだけじゃないですよ。イベントとか、それはいわゆる有料のパッケージとかもあると思います。それはストイコビッチさんも快くやっていただけるということなのでね。なるべくたくさんの方に接していただけるようなものを、せっかくなのでね。もちろん気を付けないといけないんですけど、アフターコロナという状況にもなりつつありますので。ストイコビッチさんを本当に見たい、会いたいという、サポーター、ファンの皆様はたくさんいらっしゃいますので。ご本人もそれを望んでおられるようです」

Q:国立競技場という、いつもの豊田スタジアムからさらに大きいスタジアムでの試合をどうやってこ盛り上げるかも考えてらっしゃると思います。社長としてどういうゲームにしたいっていうのは、どんな考えをお持ちですか。
「まずは選手たちはこの前、一度鹿島戦で予行練習みたいなことができたので、雰囲気と言いますかね、どんなお客様の風景になるかというのは分かってると思います。やっぱり6万人のお客様ににまず来ていただいて、そこを真っ赤に染めて。新潟戦なので、相手もオレンジですから、なんとなくスタジアム全体が赤くなるんだと思うんですよ。同じような色合いで、赤い感じになると思いますので、真っ赤に染めて勝負に勝つ。あとは東京ならではのいろいろな催し物をね、ちょっとまだ言えないんですけど、もう、面白いこと考えてくれているんですよ、いろいろと(笑)。僕はもう、ぷっと吹き出したりして、『ほんとにやるの?』みたいなものがあります。そこはまたそのタイミングでね、決まったら発表があると思うんですけども。それと東京ならではイベント、東京ならでは、国立ならではの仕掛けみたいなことですね。物理的な、一般的にはよく花火が上がったりとやっていると思いますけども、そんなことも含めて。東京にも、あるいは関東圏、その以北にもグランパスのファミリーの皆さんはたくさんいらっしゃいますのでね。そういう方々にもぜひ楽しみにしていただきたい。ご家族旅行でも来れるような感じの、楽しい夏祭りにしたいなと思ってます」

Q:今回の鯱の大祭典ユニフォームついての社長のご感想はどうですか。
「最初にデザインを見た時にね、やっぱりあの黒の、そして甲冑がモチーフになっていて、ビームスさんには本当に素晴らしいデザインをしていただいたなっていうことで、先ほども改めてお礼申し上げたとこなんです。本当にかっこよくて、ユニフォームの写真もかっこいいんですけど、ランゲラックと藤井が着るとちょっと反則級にかっこいいっすよね。あれ(笑)。そう思いません? 控室では僕と3人でいろいろと喋ってたんですけど、ランゲラックは一生懸命、 江戸時代というか徳川家康公の自習をしていたんですよ。そこで僕もしっかりレクチャーしたんです。それで、もう非常に興味を持ってねえ。それからユニフォームをぱっと着て、スクッと立つじゃないですか。まあかっこいいですよ。キマりますよ。美しいの一言ですね、あのふたりが着ると。これはレプリカも販売するので、お配りするのもありますけれども、是非いろいろな方にご購入いただいて、身にまとっていただければ、選手たちも喜んでやってくれると思いますね」

Q:エンブレムの金色も非常に印象的でした。
「そうかもしれませんね。いずれ変更があるか、変更がないか。それもこれから決めるんですが、もし変更があった場合はね、 この鯱の大祭典の時の金のエンブレムっていうのが、もしかしたらバリューを持つ可能性はありますよね。まあ、そこまで狙ってはいないと思うんですけどね(笑)」

Q:この鯱の大祭典ユニフォームの印象としては、やはり勝っているイメージがありますが。
「いや、本当に。おそらく通算の勝率はむちゃくちゃ良いですよ。毎年、だいたい3勝1分けとか、3勝1敗とか、2勝2分けとか、そんな感じでなかなか負けないですよね。私が社長になってから、夏は強いんですよね。その前後にちょっとガタっときてることはあるけど(苦笑)。夏はだいたい強い。今年もそこは縁起じゃないですけども、その勢いに乗って、連戦連勝と行きたいところですね」

Q:1試合が東京での開催で、大名古屋展とのコラボレーションという意味でも、名古屋、愛知の”輸出”という意味合いでの期待感はいかがでしょうか。
「やっぱり名古屋というのは、私が長い間、愛知県の企業も含めてお世話になっていて。愛知県や名古屋、三河、尾張のポテンシャルってめちゃくちゃすごいんですよね。製造業だったり、国宝に犬山城と名古屋城があったり、あるいは他の観光資源も含めて。産業もあるし、観光もあるし、”メシ”もあるし、スポーツもある、みたいなところで、もう素晴らしいアセットのある県だと思っているんです。最近何かのランキングで、魅力のある都市のベスト50に入ったとかもありましたけど、やっぱりそうあるべきで、名古屋および愛知県の魅力というのは本当にどんどん発信したい。その中のコアにはないんですけども、その周辺でいいのでグランパスがね。ここにグランパスあり、愛知県、名古屋市にグランパスあり、というところが、今回の鯱の大祭典、国立競技場での試合も含めて、我々も一生懸命やって、広報活動も一生懸命やると思いますけれども、皆様がたを通じて、報道でもいろいろな新しい試みだということで取り上げていただけることを我々は目指して頑張っております。それが世の中に伝わっていきますとね、『愛知県すげえな』とか、『名古屋すごいな』みたいになって、楽しそうだから応援してみるかとか、行ってみようかみたいになっていけば。観光客も、今やっている徳川家康公のNHK大河ドラマだけじゃなくて、スポーツビジネス、スポーツ文化を軸とした『スポーツツーリズム』みたいなことも、僕はもう可能だと思うんですよ。プロバスケもすごいし、バレーもすごい女子のスポーツだとソフトボールとか、トヨタグループのチームですね。陸上も強いところはたくさんあります。そこで化学反応できたらいいなみたいなことは、私は個人的には思っていますので。そこに投じる一石に、最初の一石にと、大きな一歩になるかなという風に期待してます」

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