赤鯱新報

前週に続く“格下”相手の敗戦。チームは、選手は、反骨心をここから見せられるか。「チャンスをつかみたいのであれば、トップチームで多くの時間をプレーしたいのであれば、切り替えないといけない」(レオナルド)【2/26練習試合レポート】

■練習試合
2月26日(日)名古屋 2-3 鈴鹿(前半1-2)(45分×2本)
得点者(名古屋のみ):豊田晃大、鈴木陽人
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昨日の京都戦のリカバリーメンバーを除いた選手たちで戦った鈴鹿との練習試合。練度を感じさせる相手に対し、名古屋は序盤からなかなかに苦戦した。

シーズンに入ってからの練習試合は2戦連続で敗戦となっているが、何とも難しい内容が続いている。前日のリーグ戦に出なかった選手すべてが出場するわけではなく、それゆえにU-18や大学の練習生を加えて戦う中では、ファーストチームとのコンセプトが同様に存在しても、その表現力においてはやはり不足は否めないところ。だからこそ個の発露が求められるところだが、チームに軸が通っていなければ個人能力を引き出すまでに至らない。前週はFC.ISE-SHIMA、今週は鈴鹿ポイントゲッターズと社会人クラスの強豪を相手にチームは闘ったが、いずれも主導権を握られる戦いの中で負けている。勝ち負けは度外視できる試合ではあるが、勝敗がつくものに負けて気にしないのも気持ちは良くないもの。対戦相手に自信をつけさせるためにやっているのではないのだから、やはりしっかりとしたゲームとプロの意地を見たくもなる。

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