【赤鯱短信】ポジティブな悲壮感、ネガティブではない焦燥感。豊田晃大が挑む、現状という大きな壁。
悲壮感という言葉がぴったりの試合後だった。26日に行われた鈴鹿との練習試合において、豊田晃大はスタメン出場するも後半10分に貴田遼河との交代を命じられている。試合開始から劣勢のゲームが続く中では何度も苛立ちの声が聞こえてきたが、それがチームや仲間への不満ではないことは明らか。自分が戦況を動かせる選手、そういうタイプのプレーヤーであることを自覚しているからこその、自身への不甲斐なさゆえの“呻き”だった。
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