【C大阪vs名古屋】プレビュー:最終戦に仕掛けられた魅惑の一手。ポジティブに、しかしシリアスに、名古屋のメンバーが敵地で挑む。
■明治安田生命J1リーグ 第34節
11月5日(土)C大阪vs名古屋(14:00KICK OFF/ヨドコウ)
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チャレンジではなく、チャンスを与えていきたいと指揮官は言った。自分たちのスタイルを貫くための戦術的なチャレンジに踏み切り、勝利したホーム最終戦に続いては、これまではリスクの方が大きかった起用法を試すということか。「他力ではあるが順位を上げられる可能性がある」という長谷川健太監督の言葉は、逆にとらえれば他力がなくては順位が上がることがないということで、ならばとテスト的な戦い方にも舵をきりやすくはなる。「いろいろな選手にチャンスを与えたい。そういう中でどこまでやってくれるか」とは、何とも想像を膨らませてくれる台詞だ。振り返れば序盤戦のルヴァンカップではお手本のようなターンオーバーや若手の起用を見せてきた監督である。これは誰が出るかの予想も妄想もしがいがあるというものである。
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