赤鯱新報

【名古屋vs磐田】レビュー:充実の内容と1-0の結果。ギャップは名古屋の伸びしろとできるか。

■明治安田生命J1リーグ 第26
8月19日(金)名古屋 1-0 磐田(19:33KICK OFF/豊田ス/21,683人)
得点者:19’マテウスカストロ(名古屋)
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上を見ればキリはなく、しかし1-0が最低限の結果と言えばそうでもない。勝利が最優先にして最大の目的であり、無失点でホームゲームを仕留めたのだから満点の結果ではあった。残るは欲を言えば、というレベルのものにすぎず、かと言ってそれを望まなくなっては進歩も成長もない。必要なものを勝ち取り、なお求めることのできる試合だったことは、名古屋というチームが充実の時を迎えているということではないだろうか。この場合、相手云々は関係ない。今回はむしろその逆だ。残留へ向け大きく舵をきった磐田を相手に、確実性の高い勝利を得た。準備の精度と選手の表現力ががっちりと噛み合った勝ち方に、試合後の選手たちの表情も穏やかだった。

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