赤鯱新報

【名古屋グランパスU-18応援特別企画】4日連続ミニインタビュー④貴田遼河「自分が周りを巻き込んで優勝を狙いに行く。そして見る人に活力を」

7月24日に開幕する日本クラブユース選手権に向け、今年も赤鯱新報では名古屋グランパスU-18の選手たちにインタビューを実施。今年は全員が2種登録済みの精鋭という豪華なラインアップとなった。真夏の群馬、しかも連戦という厳しい大会になるが、連覇に向けた選手たちの意気込みは熱く、強い。今季最初のタイトル獲得へ向け日々成長を続ける若鯱たちに、ぜひとも熱い声援を。


貴田遼河「自分が周りを巻き込んで優勝を狙いに行く。そして見る人に活力を」

高校2年生にして背番号10を背負い、大会直前にはトップチームで公式戦スタメン出場まで果たした逸材である。今季序盤は負傷に苦しんだだけに、この大会は再起のきっかけとしても活躍を期待したいところ。1試合3得点を永遠のテーマに掲げる強気のストライカーは、チャンスメイクも得意な万能型だ。多くの得点源を持つ今季の名古屋ユースだが、この点取り屋の完全復活なればさらなる強さを示せるはず。得点王、そして優勝、連覇を狙う大器は、充実の開幕を迎えようとしている。

Q:まずはせっかくのタイミング(取材日は14日)なので、天皇杯での出場についてを聴きたいと思います。一晩明けて、何か感想に変化などはありますか。
「このところトップでの練習に参加させてもらっていて、最初はその緊張もありましたし、ユースで結果がついてきてなかったことに対しての不安だったりもあったんです。でも練習に入ってみた時、できなくなかったというか、正直思った以上にできたんです。グランパスの選手は一人ひとりが本当に優しくて、自分に気を遣って声をかけてくださったりとかして、すごく楽しかったんです。試合にかんしては高校2年生で公式戦に出場する機会を与えてもらって、本当にコーチや監督の方々には感謝しないといけないなと感じました。トップの練習に参加することで自分は成長できたと感じていますし、そこでユースに戻ってからも高い意識をもって続けていくこと、他の選手にも刺激を与えて、競争の環境を良くしていきたいと思いました。昨日も言いましたが、自分が小さい頃から見てきた憧れの選手たちと一緒にプレーできたことができて、昨日はプレーするだけで必死でしたけど、今日、寮に帰ってきて、『本当にすごいことだったな』って感じています」

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