赤鯱新報

【名古屋グランパスU-18応援特別企画】4日連続ミニインタビュー①宇水聖凌「ゲームキャプテンとして、みんなを精神的にも支えていきたい」

7月24日に開幕する日本クラブユース選手権に向け、今年も赤鯱新報では名古屋グランパスU-18の選手たちにインタビューを実施。今年は全員が2種登録済みの精鋭という豪華なラインアップとなった。真夏の群馬、しかも連戦という厳しい大会になるが、連覇に向けた選手たちの意気込みは熱く、強い。今季最初のタイトル獲得へ向け日々成長を続ける若鯱たちに、ぜひとも熱い声援を。

宇水聖凌「ゲームキャプテンとして、みんなを精神的にも支えていきたい」

宇水聖凌

運動量と守備力、セントラルMFとしての高い能力を持つU-18のゲームキャプテンは、今季は2種登録選手として天皇杯にも途中出場し、トップチームへのかかわりも増やしている。トップとユースの往復の中では多くの刺激を受け、アカデミーでの還元も考えるチームリーダーは、精神面でもグループを支えたいと意気軒高だ。連覇がかかるクラブユース選手権においても昨季の優勝経験者のひとりとして、真夏の一大タイトルへ向けモチベーションを高め続ける。

Q:まずはご自身のことからいろいろ伺っていこうと思います。今季は2種登録もあり、3年生のシーズンということもあり、どんな現状になっていますか。
「やっぱり去年を思うと3年生の存在というのは大きくて、僕は2年生の時にも試合に出させてもらったんですが、やはり3年生の背中についていけばチームを勝たせてもらえるという部分が正直ありました。本当はそれではダメだと思うんですが、そうやって3年生が引っ張ってくれていた中で、自分がこうして3年生になると、このままじゃチームが勝てないなと思いました。自分が変わらないと、去年の3年生を超えるぐらいにならないと。キャプテンシーについてはシーズン当初から古賀さん(U-18監督)が、全員がキャプテンシーをもってやろうと常日頃言ってくれています。その中で選手たちで決めたんですが、自分がゲームキャプテンという立場になって。3年生ということもそうですし、ゲームキャプテンという役割も含めて、自覚をもってやらなければいけないなと思っています。去年の3年生は素晴らしい結果を残してくれて、その時の僕ら2年生や1年生がすごく良い経験をさせてもらえたので。自分が3年生になったからには、2年生と1年生にその素晴らしい景色を見せてあげられたらなと思います」

Q:ゲームキャプテンという立場は自分に力を与えてくれるものですか。逆に構えてしまうところもありますか。
「そうですね、本当に3年生一人ひとりがキャプテンシーを意識してくれているので、練習中から僕だけでなくいろいろな選手が引っ張っていく意識があります。特に僕がチーム全員に何かを言わなくても、選手同士で話し合ってくれているので、僕もそこに加わって、どうしたら解決できるかというのはできているし、チームとしても自分や主将の西凛誓を中心にやっていけていると思います」

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