赤鯱新報

【京都vs名古屋】レビュー:1-0ながら、1戦目に増して“圧勝”の趣強し。内容十分の勝利で名古屋が4年連続のベスト8進出。

■YBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦
6月11日(土)京都 0-1 名古屋(18:33KICK OFF/サンガS/5,831人)
得点者:90+1’齋藤学(名古屋)
———–
ピッチの選手たちにはそれほどには感じられていなかったようだが、ほぼパーフェクトな勝利だったと思う。数名の選手が口にした前半の展開にしても、シュートは2本しか打たれておらず、いずれも枠は外れている。あるいは勝ち抜けが最優先だった部分での少し抑え気味の戦い方が消極性として感じられていたのだろうか、しかし試合はしっかり名古屋が制御し、交通整理をし、終盤の劇的なゴールによって勝利という結果も得た。これに納得しかできないというのであれば、彼らの志が相当に高いものとして、現実味を帯びてきたということか。

言われてみれば、というほどだが、確かに試合の立ち上がりはやや嫌な雰囲気もあった。

(残り 3668文字/全文: 4049文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ