赤鯱新報

【名古屋vs広島】プレビュー:再確認された“本当にやりたいサッカー”。恐れずに前へ出る名古屋は見られるか。

YBCルヴァンカップ グループステージ 第4節
4月13日(水)名古屋vs広島(19:30KICK OFF/豊田ス)
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これは勝手な想像だが、指揮官からは“喝”が入ったのだと思う。広島とのルヴァンカップを前に、2日間のトレーニングの中では「良い時間を取れた」とした長谷川健太監督は、慎重に言葉を選んで「自分の気持ちも込めて、選手たちには、あまり装飾せずに話した」とその雰囲気を描写している。理由もなしに、理不尽に怒鳴るのではなく、「こういうサッカーをやりたいんだ!」という思いをストレートにぶつけたというのであれば、勝負師の心に火が点いたと見るべきか。曰く、これまでは選手たちが残してきた実績に対してのリスペクトがあったと言い、その自負心を上手く次へのステップへと導いていければというのが指導方針にあった様子。だが、良くない試合があり、続いている不具合がある以上、悠長に構えるよりもと荒療治に踏み切ったのだろう。言葉として表現される志向する戦術、スタイルは何一つ変わっておらず、よりダイレクトに選手との二人三脚に乗り出したというのが、まずはこの広島戦における前段として重要になってくる。

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