赤鯱新報

【名古屋vs神戸】プレビュー:タフでシビアな7日間の始まり。神戸との6ポイントマッチを幸先良いスタートとできるか。

■明治安田生命J1リーグ 第33節
10月24日(日)名古屋vs神戸(15:00KICK OFF/豊田ス)
———–
“重要”という表現では収まりきらない、怒涛の1週間が始まる。リーグは既に33節を迎え、通常のシーズンならばホームかアウェイの最終戦という段階。残り試合数と対戦カードを見る限り、上位直接対決としては最終節の浦和戦ぐらいしか自力で勝点を詰めるチャンスがなく、神戸との勝敗はリーグ3位以内という来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権争いにおいて相当に大きな意味を持つことになる。その後は言わずもがなのタフな連戦となり、それぞれ中2日で天皇杯の準々決勝とルヴァンカップ決勝をC大阪と戦う。「この1年間やってきたことを、ここで完結させたい」。フィッカデンティ監督は最大級の気合を込めて準備に取り組み、前田直輝も「シーズンの集大成として、ここで自分たちが何かを得られるか、得られないか」とやはり乾坤一擲の想いを口にした。ACL敗退のショックは完全に払拭できてはいないかもしれない。それほどまでに大きなものがアジアの舞台にはあった。だからこそ、彼らはチーム一丸となって次の戦いへと自らを奮い立たせる。

(残り 2328文字/全文: 2832文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ