赤鯱新報

「あと少しだという部分がかなりプラスになっていますし、試合としてもこの期間で最後の試合になりますから、選手たちを後押ししているかなと思っています。その勢いも生かしてやっていきたい」マッシモ フィッカデンティ監督試合前記者会見の様子

〇マッシモ フィッカデンティ監督
Q:水曜日からやや天気に振り回されるところもあるかと思いますが、その中での選手たちの練習への取り組み、集中力などはどう見てらっしゃいますか。

「ちょっと予定と違った過ごし方をしたり、どれぐらいの疲労感があってとか、そういういろいろな計算をしていくものについては天候のせいで違ったものにはなっています。しかし、結果としてこの前日の段階で準備はできているという状態にはなっていると思います」

Q:その中で監督は選手たちにできるだけ良いプレーをさせてあげたいと考えていると思います。どのようなマネジメントに特に気を遣っているのでしょうか。

「他の機会でも話したことですが、どうしてもサッカーをやるためにというだけでなく、普通に生活するというだけでも1ヵ月以上も部屋で一人で食事をしたり、2時間、3時間だけ一人じゃない時間がある。あとはホテルの部屋で過ごさなければいけないという形が日本に帰ってきても続いています。もちろん難しい、普通じゃないというところはあるんですが、選手たちはそこを割りきって、この期間はそういうものだと受け入れて、立ち向かってやってくれています。そしてこれだけの期間をやってきて、やっと終わりが見えています。そういった勢いというか、あと少しだという部分がかなりプラスになっていますし、試合としてもこの期間で最後の試合になりますから、そういった『ここまでやれたんだから』というものがかなりプラスのものとして、選手たちを後押ししているかなと思っています。その勢いも生かしてやっていく、つまりどう動かすかというよりは、状況を見極めるということの方が大事かなと思ってマネジメントしています」

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